町の空き家バンクでは、移住者が地域の一員になるために、地域活動に積極的に参加することが大切だと移住希望者にお伝えしています。
私個人としては、実際に地域活動に参加してみて「地に足の付いた暮らしを実感できる幸せ」が感じられることが大きな気付きでした。同時に「この町に住めて良かった」と思えることにも繋がっています。そんな里山の暮らしの一部をご紹介します。
玉崎神社のしめ縄作り
12月24日、玉崎神社のしめ縄作りに参加しました。
氏子と囃子連の若い方々が力を合わせ、しめ縄作りを行いました。
それまで、氏子の長老が一人で作っている時期もありましたが、今ではこうして若い方も積極的にしめ縄作りに関わっています。
しめ縄作りの途中で「あれ?」となっても大丈夫。
長老が書き記したメモをすぐに出してくれて、適切な指示を出してくれました。
私個人としては、実際に地域活動に参加してみて「地に足の付いた暮らしを実感できる幸せ」が感じられることが大きな気付きでした。同時に「この町に住めて良かった」と思えることにも繋がっています。そんな里山の暮らしの一部をご紹介します。
玉崎神社のしめ縄作り
12月24日、玉崎神社のしめ縄作りに参加しました。
氏子と囃子連の若い方々が力を合わせ、しめ縄作りを行いました。
囃子連がお手伝いをするようになったのは実はつい最近のこと。
しめ縄作りの途中で「あれ?」となっても大丈夫。
長老が書き記したメモをすぐに出してくれて、適切な指示を出してくれました。
今年も綺麗なしめ縄ができました。
近隣ではしめ縄作りをやめてしまったお宮もありますが、こうして氏子を中心に地域の方の手でしめ縄作りが行われていることが尊くて大切なことだと思います。
近隣ではしめ縄作りをやめてしまったお宮もありますが、こうして氏子を中心に地域の方の手でしめ縄作りが行われていることが尊くて大切なことだと思います。
神社掃除
12月30日、朝8時から神社掃除がありました。私の住む組は、1月と7月の1日と15日が掃除当番です。1月1日は元旦で掃除ができないので、例年前倒しで12月末に掃除を行います。
冬場は落ち葉集めが中心。
急な階段、登り坂、境内を竹ぼうきで掃き清めていきます。
私の組は空き家が何軒かあり男手が少ないので、その分昔より作業は大変になっているかもしれません。そのため、夫婦で日程を合わせ二人で出られるようにしました。
落ち葉は、山の整備(林道作りや石積みなど)に使うため、フゴを持参しありがたく頂きました。
里山の資源を無駄にせず、人の手が入ることでより豊かな環境になるようにしていけたらいいなと日々思っています。
しめ縄が新しくなり、神社も掃き清められ、いよいよお正月の準備ができました。
初参拝
こうして地域の人と年末から年始にかけて何度も顔を合わせ、一緒に作業をし、新年の慶びを分かち合う時間が、まるで大きな家族と過ごしているようです。これは今までの私たち夫婦の暮らしの中にはなかったもので、住んでみてわかる長南町の良さそのものだと思っています。
我が家のお正月飾りとお雑煮
冬場は落ち葉集めが中心。
急な階段、登り坂、境内を竹ぼうきで掃き清めていきます。
私の組は空き家が何軒かあり男手が少ないので、その分昔より作業は大変になっているかもしれません。そのため、夫婦で日程を合わせ二人で出られるようにしました。
落ち葉は、山の整備(林道作りや石積みなど)に使うため、フゴを持参しありがたく頂きました。
里山の資源を無駄にせず、人の手が入ることでより豊かな環境になるようにしていけたらいいなと日々思っています。
しめ縄が新しくなり、神社も掃き清められ、いよいよお正月の準備ができました。
初参拝
元旦の朝9時半に、氏子達が一同に集まり初参拝を行います。ご近所の方に挨拶をしながらお神酒を頂きこの一年の健康と幸せを祈ります。
我が家のお正月飾りとお雑煮
縄ないの師匠、山形さんから教えて頂いた正月飾りを12月30日に飾りました。
正月飾りは、29日は二重苦になり、31日は一夜飾りで縁起が悪いので、遅くとも30日の午前中までに飾ります。
歳神様の他に、お稲荷様(稲作・農耕の神様)、井戸神様(水の神様)、荒神様(火の神様) 、神棚に小さな飾りを飾りました。
正月飾りは、29日は二重苦になり、31日は一夜飾りで縁起が悪いので、遅くとも30日の午前中までに飾ります。
歳神様の他に、お稲荷様(稲作・農耕の神様)、井戸神様(水の神様)、荒神様(火の神様) 、神棚に小さな飾りを飾りました。
▲玄関に飾った歳神様▲
▲お稲荷様▲
▲井戸神様▲
▲神棚▲
▲お稲荷様▲
▲井戸神様▲
▲神棚▲
地域の方から、その土地にある素材を使い正月飾りを教わり、その場所に宿る神様の存在を意識しながら暮らしてくこと。協力隊の活動をする中で、家族の幸せを願い、慎ましくも豊かに暮らしていくことを地域の先輩達から教えてもらっています。
こうした時間が今まで生きてきた中で、一番豊かで幸せな時間で、地に足の付いた暮らしだなと・・・と心の底から思います。
こうした時間が今まで生きてきた中で、一番豊かで幸せな時間で、地に足の付いた暮らしだなと・・・と心の底から思います。
▲お雑煮▲
自然のものをありがたく頂き、人や物が循環する豊かな里山の暮らし・・・・。
こうした当たり前の豊かな暮らしを移住希望者や若い世代に伝えていけたらと思っています。
ちなみに、お正月の三が日は長南町では男性がお雑煮を作ります。
我が家は夫がその役目になります。丁寧にお出しを取り、仲間で作った手作り醤油で味付けしてもらいました。地域の方から頂いたお餅や里芋、青のりを入れて美味しく頂きました。
自然のものをありがたく頂き、人や物が循環する豊かな里山の暮らし・・・・。
こうした当たり前の豊かな暮らしを移住希望者や若い世代に伝えていけたらと思っています。
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